WBC1次ラウンドの第2戦、韓国との試合においてラーズ・ヌートバ―がデッドボールを受けたシーンがありました。
デッドボール自体はWBCのほかの試合でも見受けられており、珍しいものではありません。
しかし、そのボールの軌道や、ヌートバ―が相手投手を睨みつけたことが韓国で非難されたことで話題となっています。
今回はヌートバ―への死球について検証していきたいと思います。
【シーン別画像】ヌートバーへの死球は故意?
がっつり肩にあたっているように見えますがこれだけではよくわかりません。
別の角度からもう一枚。
実は故意ではないかとされるには理由があります。
【シーン別画像】ヌートバーは死球が肩に当たり、睨み付けた?
どう見たって睨みつけていますね。
故意だといわれても仕方ない軌道の死球を受けたのなら、睨みたい気持ちもあるでしょう。(※私なら睨むw)
しかし100%故意だとも限らず、野球の中で死球はルールとしてあるものなので、それだけで睨んだとは考えにくいとは思いませんか。
ヌートバ―が睨んでも仕方ないといわれているのは次のような理由がありました。
①故意だと誤解されて仕方のない軌道
②相手投手が脱帽して謝ることがなかった
③韓国投手が以前、わざと「大谷選手に対して死球をあてる」という発言をしたことがあり、仲間想いなヌートバーが怒った
一つ一つ説明していくと…
①は前述のとおりですね。
②は翌日チェコ戦で佐々木投手がデッドボールを当ててしまっていますが、すぐ脱帽して謝罪しました。
その後もお詫びにお菓子をプレゼントするなど、こちらとはうって変わってほっこりした話題に包まれています。
③については次で詳しく説明したいと思います。
ヌートバーへの死球は韓国の悪質なデッドボールか?
開幕直前に、韓国の投手がインタビューにて、大谷にたいして死球予告とも見れる発言をしていました。
一個人の発言でしたが、これがチームの共通認識であるなら大変悪質です。
米アリゾナ州での合宿中、韓国メディアのインタビューに「投げる場所がなければ痛くないようにぶつけようかな。一塁に送り出して次の打者と勝負します」と、大谷への故意死球をにおわす発言をしたのはWBC韓国代表の高祐錫投手(コ・ウソク=24)。
東スポWeb
なお、この発言は韓国内でも批判を浴び、のちに謝罪しています。
このような韓国チームへの不信感も、ヌートバ―が睨んだ一因にもなっているのではないでしょうか。
ヌートバーは死球を受けたが、神対応!世間の声は?
その日のお立ち台にて死球について聞かれたヌートバ―はこう答えました。
東京ドームは笑いに包まれました。
様々な理由から怒っていたはずですが、最後は笑いで締めるヌートバ―のコミュ力、見習いたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヌートバ―はただ怒ったわけではなく、相手の態度を非難する行為だったみたいですね。
また、今回の死球騒動は、翌日に佐々木投手がチェコのエスカラ外野手に当ててしまったことと比較されることがあります。
こちらは死球を受けた(もしくは当ててしまった)にも関わらない、お互いのさわやかな対応が話題となっています。
WBCや世界スポーツの益々の発展のためには、お互いを思いやる気持ちが大切だなと思った出来事でした。
コメント