2007年から2013年にかけて、兵庫・大阪・京都の3府県で男性3人が殺害された『関西青酸連続死事件』。
その容疑者であり、2021年に死刑判決が確定している筧千佐子死刑囚。
青酸化合物入りのカプセルを飲ませて殺害し、多額の遺産や保険金を手にしていたとされるこの事件ですが、死刑執行はいったいいつなのでしょうか。
筧死刑囚の現在の様子や認知症を患っているという噂についてまとめていきたいと思います。
筧千佐子の死刑執行はいつ?
関西青酸連続死事件の概要は以下の通りです。
・2013年、京都府で死亡した男性を司法解剖した際、青酸化合物が検出されたことにより事件が発覚。
・事件を捜査する中で、男性の妻であった筧死刑囚の周辺で男性10人が死亡していたことが発覚。
・それにより筧死刑囚が多額の遺産を手にしたいたことなどから連続殺人事件の疑いが浮上。
・2014年逮捕
・2021年死刑が確定。
2021年、最高裁で上告審判決公判が開かれ、被告側の上告を棄却する判決が言い渡されてことにより死刑が確定しています。
しかし、死刑執行の時期については未定で2023年現在も大阪拘置所に収監されているものと思われます。
死刑が確定してから執行されるまでの期間は平均で7年9か月ほどとされているようです。
ただ、最長で19年というケースもあるようですので筧死刑囚の死刑執行がいつになるのかを予想するのは難しいですね。
中には死刑執行の前に高齢のため亡くなることもあるそうです。
筧千佐子、2023年現在も生きている?
現在76歳の筧死刑囚。
最新の情報についてはあまり報道されていないためわかりませんが、2022年に新聞記者の取材に対して
死刑を受け入れる覚悟はあるが、判決に不満がある
と話したと報じられています。
記者としっかり会話ができるくらいですので、健康面の不安なども無いようですね。
高齢のため、死刑執行前に亡くなるケースもあるとお伝えしましたが、今のところそのような報道もされていません。
そのため、現在も大阪拘置所で生活しているものと思われます。
筧千佐子の認知症はデマ?
この事件について弁護側は
認知症で善悪の判断ができず、公判で自己を守る能力もない
と無罪を主張していました。
しかし、報道されている筧死刑囚の様子からSNSでは認知症を疑う声が多数上がっていましたね。
その後、精神鑑定をした医師により、軽度のアルツハイマー型認知症であることが認められました。
しかし、症状は軽度で犯行に精神疾患の影響はないと発表されています。
本当に認知症?と疑ってしまうほど普通に見えたということからも軽度であることがわかりますね。
被告人質問の中で記憶が曖昧だったり、話がかみ合わない場面はあったものの、
能力の低下は著しくないとも発表されていました。
軽度の場合でも直前の出来事を忘れたり、同じことを何度も聞き返すといった症状はあるようですね。
それでも記者のインタビューに答えたり、獄中インタビューにも応じていることなどから受け答えはしっかりと出来ていることがわかります。
現在も少しずつ進行しているものと思われますが、急激に悪化しているということではないようですね。
まとめ
2021年に死刑判決が確定した筧死刑囚ですが、現時点で執行はされておらず、期日も未定であることがわかりました。
さらに、筧死刑囚がアルツハイマー型認知症を発症しているという噂は事実であることがわかりました。
今回は軽度ということで判決に影響はしなかったようですが、その重さに関わらず犯行は決して許されるものではありませんよね。
亡くなられた被害者の方々のご冥福をお祈りいたします。
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