世界的音楽家である坂本龍一さんが、2023年3月28日に亡くなられたことが発表されました。
享年71歳でした。
坂本さんと言えばかつて矢野顕子さんとご結婚されていたことをご存じの方はいらっしゃるかと思います。
今回は、その後、事実婚されている奥様やお子様について、そして闘病中の近影などをまとめてみました。
ご覧ください。
坂本龍一の現在で画像は激やせ?
ここ数年の坂本さんの姿を追ってみていきたいと思います。
まず、こちらが2021年3月19日のInstagramの画像です。
手術からおよそ二か月くらいでしょうか。
かつての坂本さんに比べて頬がこけているようにも感じられます。
そして、こちらが2022年9月14日の画像です。
元々細い方ではありましたが、肩や腕の感じが、以前より痩せているように感じます。
そして、こちらが2022年12月に「生演奏最後の時間」として全世界で同時配信された「坂本龍一ピアノ弾き語り2022」の様子です。
2021年の画像と比べてもさらにほっそりとしていますね。
「生演奏最後の時間」と銘打っているだけあり、ご本人も死期が近いことを感じられていたのでしょうか。
坂本龍一の内縁の妻(空里香)とは入籍せず?
現在の奥様とは内縁関係だといわれています。
坂本さんの現在の奥様は
1963年生まれの空里香(そらのりか)さんで坂本さんとは11歳差。
その出会いはまだ矢野さんと結婚中の1987年、
里香さんは舞台美術アーティストで、坂本さんのコンサートの美術担当に。
そして1991年には二人の実子である空音央さんが誕生。
矢野さんとは2001年に離婚協議になり、2006年に成立していますので、お二人は不倫関係からのスタートとなります。
内縁関係だといわれていますが、そこにはその複雑な家系図が関係しているようです。
坂本さんは生前次のように語られていました。
「もし、未婚のままで自分が死ねば、遺産の相続など様々な問題が発生しかねない」
引用元 NEWSポストセブン
美術スタッフとして出会った里香さんは、2014年に坂本さんが発病したときから最期まで坂本さんを支えてきました。
1987年のから数えると実に36年もの間連れ添ったことになります。
このまま入籍することも考えていたようですね。
しかし、坂本さんは晩年は子どものために生きているとも述べています。
そして、
子どもたちに財産を残してやりたいかと聞かれると、坂本さんはこう答えていました。
引用元 Yahoo!ニュース
坂本さん:うん、もちろんそう。だけど著作権の権利みたいなことが残っちゃうと、もし自分の子どもたちが骨肉の争いになったらさ、こんなに悲しいことはないから。どっかに全部寄付しちゃおうかなとかね。
とも述べているので、結婚することによる影響なども考えた末の事実婚だったのではないでしょうか。
坂本龍一の子供は何人いる?
そのうち実子は3人ですが、なんと、3人とも母親が違います。
坂本さんは事実婚も含めると、3回ご結婚されており、それぞれに子どもがいます。
そして、2度目に結婚した矢野顕子さんの連れ子が一人です。
年齢順にまとめると
長女:1975年生まれ 坂本あきこさん(最初の妻との実子)
長男:1975年生まれ 坂本風太さん(二度目の妻の連れ子)
次女:1980年生まれ 坂本美雨さん(二度目の妻との実子)
次男:1991年生まれ 空音央さん(三度目の妻との実子)
となります。
長女のあきこさんは、坂本さんが東京芸術大学在学中に出会い、結婚した一般女性との間に生まれました。
その後、1979年には坂本さんは矢野さんとご結婚されているので、あきこさんとの思い出はほとんどないそうです。
親権は元妻が持ち、あきこさんとは15年ぶりに対面を果たしています。
しかし「赤ちゃん時代に別居している」ことや、「お互いさん付けで呼び合う」ことがインタビューで明かされています。
長男の風太さんは、前妻の矢野顕子さんの連れ子で、父親は音楽プロデューサーの矢野誠さんです。
現在はご結婚され子どもがいるとか、客室乗務員として勤務されているといった情報がありましたが、どれも確かではありません。
矢野さんとの婚姻期間中は、風太さんとは実子同然で過ごされていたことが想像できます。
次女の美雨さんは、矢野さんとの実子で、現在もミュージシャンとしてご活躍されています。
また、父親である坂本さんとの関係は良好で、お孫さんとのツーショットが美雨さんのInstagramなどでも確認できます。
次男の空音央(ねお)さんは、現在の妻である空里香さんとの実子です。
日系アメリカ人としてニューヨークと東京で育ち、現在は映像作家としてご活躍されています。
坂本さんのドキュメンタリー映画である『Ryuichi Sakamoto CODA』の制作にも携わっていました。
まとめ
坂本龍一といえば、私はCMで「energy flow」を弾いていた姿が印象に残っています。
長年第一線で活躍された方なので、人によってその印象は違うかと思いますが、
多くの人の胸を打つ作品をたくさん残された方でしたね。
それだけご活躍されていたので、遺産も相当なものだと思います。
今回リサーチして、その家系図が複雑であることがよくわかりました。
坂本さんレベルになるとさすがに対策されているでしょうが、他人事ながら相続問題が心配になりますね。
残されたご家族が揉めることのないことを祈ります。
そして、坂本龍一さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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