性加害問題が話題となっているジャニーズ事務所が10月2日に2度目の会見を行いましたよね。
しかしその際、特定の記者に質問させない「NGリスト」の存在が明らかになり世間を騒がせています。
今回はジャニーズ会見のNGリストについてリサーチしてきましたのでご覧ください。
ジャニ会見のNGリストは誰?
尾形聡彦
望月衣塑子
本間龍
佐藤章
松谷創一郎
鈴木エイト
TBSの藤森祥平アナやジャニーズ好きの芸能記者、駒井千佳子さんは指名リストに入っていますね!
ではNGリストに入っている方を簡単にご紹介します。
尾形聡彦
1969年生まれの尾形さんは、デジタルメディア「Arc Times」の編集長として現在Youtubeなどで活躍されています。
慶應義塾大学卒業後、1993年に朝日新聞へ入社しましたが、
記者が厳しい質問をしない、取材対象との距離が近すぎる
とのことから2022年に退社、独立されました。
望月衣塑子
1975年生まれの望月さんは、慶應義塾大学卒業後、1998年に中日新聞社へ入社し、
記者として東京新聞の記事を書いている一方、前述の尾形さんと共に
Youtubeチャンネル「Arc Times」にも出演しています。
本間龍
1962年生まれの本間さんは、元博報堂社員のノンフィクション作家です。
1985年に獨協大学を卒業後、文具メーカー「ぺんてる」を経て1989年に博報堂に入社しました。
2006年に退社後、在職中の損金補填にまつわる詐欺容疑で逮捕され1年間服役したのち
その体験をもとに作家デビューされ、その後はメディア・原発・司法行政・刑務所システムなどをテーマに活動されています。
佐藤章
1955年生まれの佐藤さんは、早稲田大学を卒業後、朝日新聞社に36年勤め、
現在は五月書房新社にて取締役兼編集委員長を務めるとともに、
Youtubeチャンネル「一月万冊」にて時事問題の解説をされています。
松谷創一郎
1974年生まれの松谷さんは、ジャーナリストとして様々な本を執筆しており、
『SMAPはなぜ解散したのか』(2017年)といったジャニーズに関する著書も書かれています。
現在は文春オンラインのジャーナリストとしても活躍されているようです。
鈴木エイト
1968年生まれの鈴木さんは、日本大学を卒業後、音楽活動や不動産会社などに勤務していましたが、
統一教会の活動に疑問を持ち、追求しだしたことをはじめとして、
宗教問題などを扱うジャーナリストとしてフリーランスで活動されています。
なぜNGリストにはいった?
ではこちらも一つずつ見ていきましょう。
まず、望月さんは1度目の会見にて東山社長に「自身も性被害にあったのか」と
10分にわたりしつこく質問しており、これがNGリスト入りの原因と考えられます。
2度目の会見でも指名されないからと勝手に質問し、やりたい放題だと会見を見ていた視聴者からも批判されています。
そんな望月さんと共にYoutube「Arc Times」でジャニーズ問題を批判的に取り上げた編集長であり、
1度目の会見でも東山さんの性加害・被害の追求と社長の素質への言及、
ジュリーさんへの同族経営についての質問など厳しい質問を投げかけた尾形さんも共にNGリスト入りしています。
本間さんは、1度目の会見の時に社名変更しないといったジャニーズに対して、
『ヒトラー株式会社』とか『スターリン株式会社』なんてないわけですよね
と厳しい質問を投げかけた方です。
厳しい質問を投げかけたことと、政権批判を中心としたYoutubeチャンネル「一月万冊」に出演され、
ジャニーズの問題を批判してきたことが本間さんのNG理由だと思われます。
佐藤さんは1度目の会見には出席されていませんでしたが、
本間さんと同様にYoutubeチャンネル「一月万冊」にてジャニーズの問題を批判していたことが理由でしょう。
松谷さんは1度目の会見でジャニーズのマスコミに対する圧力やマスコミの忖度について質問しています。
このことがNGリスト入りした理由だとみられます。
なお、松谷さんは大阪にてテレビ出演の為、2度目の会見には出席されませんでした。
鈴木エイトさんは、自身がNGリスト入りした理由について
Xで被害補償の額についてジャニーズに都合の悪い意見を述べたから
と考えているようです。
また、それだけでなく1度目の会見にて、過去に性加害を行い退所した元TOKIOの山口さんを引き合いにだしたことも
原因の一つと考えられるでしょう。
鈴木氏は、自身がNGリストに載っていることについて「僕は会見の前とかのX(旧ツイッター)上で、被害補償の面で事務所を辞めざるを得なかった、ほかの事務所に移籍することもかなわなかった若いタレントさんたちの遺失利益、本来活躍していれば得られていたであろう利益、そこを算定すべきではないかということを書いていたんですね。もしそれを見ていて、こういう質問をされたくなかったんだとしたら、こういうリストに入った可能性もあるのかなと思いますね」と推察していた。
引用元 スポニチ
ジャニ会見のNGリストは誰がつくった?
FTIの担当者は、会見の中で長々と自説を述べたりセカンドレイプのような質問をする記者がいることを懸念し、
「人権に配慮した進行をすべきだという方針」から今回のリストを作成したようです。
なお、リストにはNGだけでなく、「指名候補記者リスト」も載っていたそう。
FTIは今回リストを作成したことを謝罪しています。
まとめ
以上、ジャニーズ性加害問題会見におけるNGリストに関してでした。
性加害だけでなく、マスコミへの圧力や忖度も問題となっている今回の事件において、
いまだにメディア選別を行っていた事実は、ジャニーズ主導でないにしろ印象は悪いですよね。
中には「わざと流出させてヒートアップした場内を井ノ原さんが諫めることによって好感度をあげたのでは?」
といったうがった見方をする意見もありました。
次々と問題の沸き起こるジャニーズですが、被害を受けた方の為にも、所属しているタレントの為にも
早期解決を願いたいと思います。
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